病気、つまりウィルスなどに対抗する免疫は、副交感神経優位で活性化すると言われています。
免疫には二種類あって、ひとつは怪我に対抗するもの、もうひとつは病気を抑え込むものです。
人間は少なくとも何十万年の間、怪我の多い生活をしてきました。つまり人間にとって免疫力は怪我に対抗する方がメインなのです。
人は原始人の時代をなが~く過ごしてきました、少なくとも何十万年です。
その時代、病気で死ぬ人は少なかったと思われます。
その時代に死ぬ原因のほとんどは、栄養失調と怪我によるものだと推定されます。
怪我で侵入するばい菌が死ぬ原因だったのです。
ですから、怪我に対抗するものは昼間に活性化し、病気を抑え込むものは夜に力を発揮するようになっています。
起きている間は、怪我に対抗するものが優位と言うのは合理的ですね。
休んでいる夜より活動している昼間の方が怪我をしやすいからです。
ですから、昼間型免疫力は交感神経優位の時、活性化します。
病気、つまりウイルスなどに対抗する免疫は、副交感神経優位で活性化します。
交感神経は、覚醒・活動の時に働く、いわば昼の神経系です。
副交感神経は、休息・リラックスの時に活性化します。瞑想や睡眠時に活性化します。
今こそ瞑想・坐禅でリラックスして、ウィルスに打ち勝つ免疫力を手に入れましょう。