2020年1月25日土曜日

ストレスに打ち勝つ坐禅の力

ストレスに弱い人ほど、自律神経の働きが良くないと言われています。
ストレスに耐えることのできる力を「ストレス耐性」と言いますが、このストレス耐性の弱い人が「自律神経失調症」になりやすいと言われているのです。
ストレス耐性の弱い人とは
1  神経質
2  几帳面
3  完全主義
4  執着心が強い
5  気持ちや感情を強く抑制する
6  マイナス思考が強い
7 気分が沈み込みやすい
これらが当てはまる人は、癌・心臓病・うつ病・胃腸病になりやすいと言われています。
なぜ、これらの心の傾向から抜け出せないのでしょうか?
それは、こういう人は「親の人生」を歩んでいるからなのです。
「幼い時受けた親からの命令」を、深層心理の奥に抱え込んでいる人なのです。
1  神経質
2  几帳面
3  完全主義
これを見ると思い当たるものがある人は多いものですが、
子供の時「かたずけなさい」とか「きちんと最後までしなさい」とか、親からきつく言われたことが多い人です。
すなわちこれらは、自分の自発的な気持ちではなく、「親の気持ち」です。
自分の心の中に、いまだに幼い時に言われた親の言葉を引きずっているのです。
言い換えれば、自分の心の中に「親という自分以外の心」があって、それが命令を出しているのです。
その命令にいやいや従うから、「5  気持ちや感情を強く抑制する」「6  マイナス思考が強い」になっています。
親から怒られるのを極端に恐れているから、几帳面で完全主義になるのです。
親から「手を洗いなさい」と言われたら、「洗ってもまだばい菌が残っているかも?」と不安でたまらないのです。
ばい菌がこわいのではなく、親から怒られるのがこわいのです。
これが潔癖の、真の正体です。
だから不必要なまでに、手を洗ってしまう潔癖症になります。
こういう人がこの問題を解決する唯一の方法は、「自分の心」を取り戻すことです。
自分の心の中にある「親という自分以外の心」があることを自覚する、常に自覚するだけでやがてそれは消えていきます。
なぜなら、自分の心の中にある「親という自分以外の心」は、自分が作りだした幻想だと気が付くことができるからです。
親が植え付けたものではなく、自分が作りだしたものなので、自分で消すことができると気が付くことができます。
これこそがストレスに打ち勝つ精神力を手に入れる唯一の方法です。
自分の心に気づく力を増大させる。
つまり、坐禅・瞑想をすることです。
坐禅を通じて自分の心に気づく事で、自分の人生を歩むことができるようになるでしょう。

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